本記事は、株式会社Webosque公式HPに掲載された事例記事を許可を得て転載したものです。発注を検討される方の参考にぜひご覧ください。
CRMの成功には、「LTVの最大化」を目指す戦略と「施策効果の最大化」を追求する戦術の両軸が欠かせません。課題をワンストップで解決し、CRM領域におけるマーケティング支援を行っているフュージョン株式会社。自社の魅力を社外へ展開するマーケティング・プランニングチームの増田さんは、フュージョン株式会社だからこそ展開できるコンテンツ制作に日々奮闘しています。
Webosqueと共にコンテンツを作り上げ、今では「同じようなコンテンツを作成したい」「社員にとっても役立つコンテンツになっている」など社外の企業からの反響も大きいものになっています。
社外・社内の双方から評価を得ているコンテンツ制作には、増田さんの思いやWebosqueとの阿吽の連携がありました。
今回は、Webosqueに支援を依頼いただいた理由や依頼によって解決した課題、成果についてお伺いしました。
北海道から全国へ。フュージョンのCRM支援を広げるマーケティング活動
―フュージョン様の事業内容について教えてください。
増田:
フュージョン株式会社は、CRM領域においてマーケティング支援を行っている会社です。 スーパーマーケットなどの小売業や総合スーパー(GMS)に強く、ポイントカードの会員証からデータを分析して戦略を立案したり、顧客コミュニケーションを取ったりするのが得意です。
本社は札幌ですが、東京と福岡にもオフィスがあり、多くのクライアントは東京の企業です。自社のマーケティング活動は4年前から行っており、マーケティング・プランニングチームとしての活動は3年目になりました。
―北海道にいながら全国の企業へアプローチするには、コンテンツマーケティングを含む自社マーケティングの活動は必須といえますね。
SEOの知見が豊富なWebosqueとの出会いでナレッジ不足とリソース不足の解消へ
―Webosqueにコンテンツ制作を依頼する前の状況はどのようなものでしたか?
チームの立ち上げ当初、メンバーは3名のみの少数精鋭でしたが、制作リソースがほとんどない中でも、コンテンツを毎週1本は公開しようという話になりました。
増田:
ゼロからコンテンツを制作するということもあり、何を公開するかを考えるだけでもリソースが割かれる状態でした。社内でまとめようとすると、チーム外の社員に協力を仰ぎ内容を作り込む必要がありましたが、クライアントワークが多忙な中で自社コンテンツになかなか時間を割けないケースもあり、確実に週1本制作・公開するのは難しいと感じていました。
―そこでWebosqueに依頼をしようと思っていただけたんですね。
増田:
そうですね。少しでもリソースを確保したいということはもちろんですが、当時はSEOの知識もなかったので、SEOに対する知見をきちんと持っている方にお願いできたらベターだよねという話になったんです。
そこでWebosqueの大畠さんをご紹介いただきお願いしたところ、期待を上回るコンテンツでしたので引き続きお願いしました。
―多くの企業がある中でWebosqueを選んでいただいたきっかけを教えてください。

増田:
もともと自社コンテンツで、フュージョンのCRM支援をどのように訴求していくべきか悩みを抱えていました。
フュージョンのCRM支援サービスは「顧客マーケティングに関わる課題をワンストップで解決し、LTVの最大化を伴走支援する」といったものです。この少し抽象度の高い表現を打ち出していく方法を模索していました。
そのような状況の中でWebosque様は、弊社が伝えたい抽象的なニュアンスを理解し、コンテンツとして仕上げてくれる柔軟な対応力があったため、課題解決の糸口となったと思っています。
ニッチなテーマにおけるキーワード選定と市場ニーズとのマッチング
―Webosqueの具体的な取り組みを教えてください。
大畠(Webosque):
フュージョン様が訴求していきたい内容の素案を元に、そのテーマについて実際にユーザーが検索する際、どのようなキーワードで検索するのかSEOの観点で調査を行いました。
それぞれのキーワードで上位表示をしているコンテンツと、フュージョン様が伝えたい内容をマッチングする作業を行うことが、主な支援内容です。
フュージョン様はさまざまな支援を行っていますが、その一つとしてCRMやロイヤルカスタマー戦略などの概念的な話を伝えたいテーマとしています。専門的である分、市場の検索ニーズとのマッチングを図るのが難しいテーマでもあります。
キーワードの検索ボリュームが少ないものも多い中、ニッチなキーワードでも諦めずにニーズに合うキーワードを選定することに注力しました。専門的なテーマであるので、マッチするキーワードを適切に選定できれば、その分熱量が高い潜在顧客にリーチできるのではと思っていたからです。
また構成をブラッシュアップした後も、フュージョン様が伝えたいテーマをきちんと読者に届けられるよう、品質の高いコンテンツを作ることを意識しました。

増田:
キーワードの検索ボリュームが多くないといけないわけではなく、少ない検索ボリュームのキーワードでもニーズがあれば積極的にコンテンツ制作を進めました。
むしろ、質の良いお問い合わせや、興味関心を持って資料ダウンロードしてくださるといったアクションにつながれば、検索ボリュームが10程度だとしても特に問題はありません。
この辺りの考え方は、フュージョンが考えているコンテンツマーケティングの進め方を理解してご支援いただけたなと思っています。
本質的なコンテンツ発信をしつつフュージョンの支援スタンスがわかる内容を意識

―コンテンツ制作で特に意識しているポイントを教えてください。
増田:
こだわっている部分は、バズワードを盛り込んだコンテンツをウェブ上に流通させたいという観点よりも「本質的なことをきちんと説明するコンテンツを作りたい」という点です。
またコンテンツの中で事例紹介をするにしても、フュージョンの支援スタンスが少しでも伝わるようなエピソードがあれば、盛り込んでいくよう意識していますね。
同じようなコンテンツをつくりたいといった社外からの評価も
―Webosqueとともにコンテンツを仕上げていき、目に見える成果や変化はありましたか?
大畠(Webosque):
定量的な成果としては、対策した62キーワード中50キーワードが10位以内に上位表示され、そのうち16キーワードは1位となりました。上位表示率としては81%と目に見えた順位上昇があり検索流入の増加に繋がりました。
増田:
検索結果での露出が増えていく中で定性的な成果もあり、お問い合わせの内容が大きく変わったんですよ。
今までは相談内容が明確ではないお問い合わせもあったのですが、「伴走支援をお願いするにあたって、まず一緒に悩みの整理からさせてくれませんか? 」のような、当社がまさに求めていた中身のあるお問い合わせが増えています。
弊社の営業担当が「商談をぜひしたい」と言ってくれるようなお問い合わせが増えたのは事実です。
そのほかにもお問い合わせ時に、詳しい相談事項や情報を記入してくださるお客様が増えてきました。コンテンツのおかげで企業としての信頼が向上しているのでは、と感じています。
―お客様だけでなく社内・外からも評価を得られているともお聞きしました。
増田:
はい。ここ1〜2年で変わっています。クライアントからお褒めの言葉をいただくこともありますし、同じようなコンテンツ支援をしてほしいとお問い合わせがくることもありました。
―それはすごいですね。「御社のコンテンツ、良いコンテンツだよね」という評判を外部の方から得るのは、できる経験ではないと思います。
増田:
クライアントが「このコラムは社員に読んでほしいから」と展開しているときもあります。あとお客様が、自社のコンテンツをそのまま流用してCRM支援をしてほしいというような話もあります。
―本質をとらえたフュージョン様のコンテンツだからこそ、周りに評価されているのですね。
コンテンツ作成を顧客へ提供できる関係性へ
―Webosqueの強みや良さがあれば教えてください。
増田:
事業・サービスの理解が深い点ですね。
弊社は抽象度が高いサービス内容であるものの、ウェブ上に公開するためのキーワード調査を通して、構成の素案よりもかなり良くなって出てくることが多く、満足しています。
また当社から送る構成素案の内容をふんわりと伝えても、把握してくださってありがたかったです。当社側で構成をきちんと作り込まなくても、汲み取って骨組みから作成してくれるので、助かりました。
―阿吽の呼吸のように、スムーズな連携ですね。最後に今後Webosqueと取り組んでいきたいことを教えてください。
増田:
まだだいぶ半ばだと思っているので、整備したいコンテンツテーマ案が山ほどある状況です。今後、何年も整理していく点については、ご協力いただきたいと思っています。
また、社内のマーケティングを行いつつも、クライアント様からコンテンツ支援のお問い合わせがきたら、Webosque様にご協力いただけたら嬉しいなと思っているので。
ぜひ皆さんよろしくお願いします。

会社名 | 株式会社Webosque(ウェボスケ) |
設立 | 2022年6月6日 |
役員 | 代表取締役 大森 和博 取締役 大畠 真澄 |
メンバー | 17名(従業員・業務委託含む、2025年5月現在) |
事業内容 | ・Webマーケティング支援事業 ・メディア運営事業 |
本社所在地 | 〒155-0031 東京都世田谷区北沢3丁目2-11 |
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